功労者引退に監督交代、あの選手の加入も 楽天の2015年10大ニュース

2年連続の最下位も明るいニュースが…楽天の2015年を振り返る

 今季は57勝83敗3分けで2年連続最下位に沈んだ楽天。「超機動力野球」を掲げ、リーグ2位のチーム118盗塁をマークしたものの、チーム打率2割4分1厘、チーム得点463、チーム防御率3.82はいずれもリーグワースト。投打ともに精彩を欠いた。

 大久保博元監督が今季限りで退団し、新監督には梨田昌孝氏が就任。ドラフト1位で身体能力抜群の関東第一・オコエ瑠偉外野手を獲得した。Full‐Count編集部ではそんな楽天で今年印象に残ったプレーや出来事などを厳選。ランキング形式で振り返ってみたい。

◯10位 松井稼、外野手転向

 西武時代に遊撃で4度のゴールデングラブ賞を受賞。球界を代表する名手は40歳となったプロ22年目の今季から外野手に転向した。今季は外野で110試合出場し守備率9割8分4厘。持ち味の強肩で5つの補殺を決めた。

◯9位 今江、FA加入

 ロッテ一筋14年で日本シリーズMVP2度と抜群の勝負強さを誇る三塁手がFAで加入した。3年総額6億円。球団のFA選手獲得は08年オフに中日から中村紀洋を獲得して以来7年ぶり2人目だ。入団会見ではヒゲを剃り話題となった。

◯8位 梨田監督が就任

 近鉄、日本ハムを2度のリーグ優勝に導き、日本ハム時代の4年間で3度のAクラス入り。その手腕を評価され、2年連続最下位に沈んだチーム再建を託された。日本ハム監督以来5年ぶりの現場復帰。背番号は99。ダジャレにも注目が集まる。

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