節目の100周年、人気者続々誕生に名将退任…高校野球の2015年10大ニュース

清宮フィーバーに沸く中、甲子園は東海大相模が制覇

◯3位 U-18W杯、高校日本代表準優勝

 高校日本代表で挑んだ自国開催のU-18W杯は熱烈な高校野球ファンのみならず、野球ファン全体を熱狂させた。前述したドラフト1位選手4人をはじめ、タレントが揃い、快進撃を演じた。決勝戦はアメリカとの激突。仙台育英の佐藤世那が先発して力投したが、1-2で惜敗。2大会連続の準優勝にナインは悔し涙を流したが、日本の高校球児が世界を相手に躍動した姿は感動を呼んだ。

◯2位 清宮フィーバー

 今年の高校野球界で話題をさらったのは、早実の清宮幸太郎だろう。ラグビー・ヤマハ発動機監督の克幸氏を父に持ち「清宮ジュニア」と呼ばれたスラッガーは、春の公式戦デビュー戦から話題を集め、甲子園では1年生として史上初の2試合連続アーチをマーク。前評判を覆して4強に進出した。U-18W杯を経て、秋の都大会では3試合連続本塁打を放ち、入学後8か月間で描いたアーチは22本。来春のセンバツ出場は絶望的だが、2016年も大きな話題を振りまいてくれることは、間違いない。

◯1位 高校野球100年の夏、東海大相模が制す

 夏の選手権大会が始まり、「高校野球100年」と銘打って行われた甲子園はオコエ、清宮などの好選手が次々登場し、好勝負が続出した。そんな夏の頂点を決める決勝戦は、東海大相模が仙台育英を10-6で撃破。エース・小笠原が完投&V弾という離れ業を演じ、45年ぶりの日本一に駆け上がった。対照的に仙台育英は東北勢11度目となる決勝進出も、悲願だった「優勝旗の白河の関越え」は果たせず。夢は次の100年に託された。

 トップ3は夏に話題となった出来事がランクインしたように、高校野球100年の夏に球児が残したインパクトは大きかった。次回は「大学・社会人編」。高校球児に負けず、1年を沸かした出来事が盛りだくさんだ。

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フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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