楽天の松井裕、今年の目標は「40セーブ」 おみくじは2年連続で「吉」
昨季は33セーブと大ブレーク、「去年以上の成績を残したい」
楽天の松井裕樹投手が3日、今季の目標に「40セーブ」を挙げた。
昨季、守護神に抜擢されて63試合に登板し、3勝2敗33セーブ、防御率0.87と大ブレークした左腕は、横浜市内のグラウンドで行われた青葉緑東リトルシニアの賀詞交歓会に参加、中学時代のチームメートや恩師らに新年のあいさつを交わした後、ランニングで向かった同市内の神社に参拝した。
おみくじでは、「吉」を引き「凶じゃなくよかったです」と笑顔。「吉」は大活躍した昨年と同じで、縁起がいいと言えそうだ。「なかなか会えない友達にも会えて、心のリフレッシュが出来た。これからは野球モードで」と新年早々、表情を引き締めた。
オフの課題については「1年投げ続けられる体力をつけたい」と誓った松井裕。今季も守護神を任されることが決まったが、まずは大きな目標として「チームの優勝と1年健康でいられること」と掲げた。
さらに、具体的な数字については「去年以上の成績を残したいと思っているので、セーブ数は40セーブを目標にやっていきたい」と宣言。昨季、パ・リーグではソフトバンクのサファテがトップの41セーブを挙げた。40セーブを超えれば、初のセーブ王も見えてくる。
「2年連続で最下位だったので、優勝して東北の方々と一緒に喜べたら」
侍ジャパンでもクローザーに抜擢され、世界野球「プレミア12」では大きな経験を積んだ。2016年は更なる飛躍の1年とするつもりだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count