日本ハム大谷翔平、20勝は可能か? プロ4年目にかかる期待

鍵となる登板数増、周囲も期待「25勝ぐらいは出来る」

 昨年12月11日の「2015プロ野球最優秀バッテリー賞」の表彰式では、野球評論家の有藤道世氏から「27、28試合で投げれば、25勝ぐらいは出来る。大先輩の金田(正一)さんは10年以上(14年)続けて20勝をしている。米国へ行くだろうけど、金田さんのシーズン連続の20勝記録を破って欲しい」と期待され、張本勲氏からも「100年に1人の投手。投手だけなら、20、25勝は勝てる投手」と太鼓判を押されている。

 昨季は22試合登板で、投球回は160回2/3だった日本最速男。「(20勝へは)まずは登板回数から。今年(2015年)も27、28試合を投げていたら(成績も)違っていたかもしれない」と話しているが、仮に28試合登板で昨季と同じ勝率を記録すれば、シーズン21勝となる。

 打者との二刀流で起用法にも難しさもある。それでも、2016年の大谷にはマー君以来3年ぶりの20勝達成に期待したい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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