殿堂入りグリフィー氏に称賛の嵐 イチローも「スーパースター以上の存在」
イチローも憧れたグリフィー、「人間性においてもスーパースター」
特集では他にも、2014年のア・リーグMVPに輝いたマイク・トラウト外野手(エンゼルス)らのコメントを掲載。若きスーパースターにも、グリフィー氏は憧れの存在だったという。また、ステロイドを使用する選手が多かった時代に、薬物疑惑と無縁だったことも紹介している。
そして、最後にイチローが登場する。今やメジャーで“レジェンド”と認識され、引退後の殿堂入りは確実とされる背番号51も、若かりし頃からグリフィー氏の存在を「憧れ」と公言。グリフィー氏が09~10年にマリナーズに復帰した時にはチームメートとして時間を共にし、現役引退を間近で見届けた。
「彼は成績や実績だけでなく、人間性においてもスーパースター。周りの人を気遣うことが出来る。我々全員が彼から学ぶ必要がある。そして、それこそが彼をスーパースター以上の存在にしているのです」
特集は、グリフィーに対するイチローのこのコメントで締めくくられている。スーパースターが認めるスーパースターの史上最高得票率での殿堂入りは、米国内でも当然のこととして受け止められている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count