内野手指名のセンバツV右腕、大谷に続く二刀流目指すのか 本人の思いは?
大谷に続く二刀流の期待かかる日ハムルーキー平沼、本人の思いは
日本ハムのドラフト4位・平沼翔太内野手(敦賀気比)が、プロでの二刀流への思いを語った。
投打どちらも魅力十分な素材だ。高校通算26本塁打で、甲子園には14年夏、15年春夏と3度出場。打率3割7分5厘、出塁率4割9分をマークした。投手では最速144キロの直球、スライダー、チェンジアップ、90キロ台のカーブを制球良く投げ、15年センバツで全国制覇。甲子園では通算10勝2敗、防御率2.64と好成績を残した。
球団は遊撃手として育成する方針だが、1軍定着した際には投手で起用するプランも用意。9日の千葉・鎌ケ谷市の球団施設で新人合同自主トレを視察した栗山監督は「投手の夢も諦めずに持っておけ」と伝えたという。
大谷翔平に続く二刀流プレーヤーへ期待の高まる18歳。ドラフト会議で野手として指名された時の思いなどを語った。
――野手でプロ生活のスタートを切った。
「とにかく守備を頑張らないといけないです。打撃もスイングも遅いですし、強いスイングで強い打球を打つように心がけています。ただ、野手でやる不安より楽しみの方が大きいです。新しいことに挑戦する楽しさはあります」
――栗山監督は将来的な二刀流転向プランを示し、「バットの軌道がいいよね」と言っていた。
「声をかけてもらって、うれしかったです。(栗山監督から)早く1軍へ上がってこいと言われました。まずは野手で1軍に上がらないといけないです」