内野手指名のセンバツV右腕、大谷に続く二刀流目指すのか　本人の思いは？

高校通算26本塁打、「とりあえず打席に入ったらフルスイングでした」

――投手でプロ入りを目指していたのでは？

「はい、『投手で』という思いはあったんですけど、まずプロ野球選手になることが小さい頃からの夢でした。正直ちょっと寂しい気持ちはありましたが、同じ野球。まずは1軍を目指して頑張りたいなと思いました」

――センバツV投手。投手で負けたくない思いはあったのでは。

「高校時代はありました。負ける気持ちもなかったです。練習も、とにかく走って厳しかったですから」

――高校時代の練習は。

「高校では投手一本で、打撃練習もしていなかったです。試合前に練習で打つぐらいでした。投げない日は走って、筋トレして。ほとんど分業だったので。これから、どんどん打っていかないといけないですね」

――高校の野球部を引退してからは遊撃手で練習した。

「引退してからは遊撃手の練習しかしていません。（報道などで）スカウトの評価も聞いてましたし、2年生の時からずっと連投していたので肩・肘を休める意味でも。打撃練習もしてました」

――野手で苦労したことはあったか。

「（高校時代は）何も考えたことがないです。投手で抑えることしか考えてなかったので。とりあえず打席に入ったらフルスイングでした。打てなくても全然悩んだことはなかったです。野手みたいに、練習で振り込むこともなかったです」