米記者がレポート ド軍入団の前田健太、多額の出来高の詳細な内容は?
投げれば投げるほど年俸が上がる“超成果型”の契約に
さらに、年間の先発が15試合に達してから、5試合ごとに100万ドル(約1億1700万円)追加。15試合、20試合、25試合、30試合まで100万ドルずつで、最後は32試合でさらに100万ドルが足される。こちらでは、最大で年間500万ドル(約5億8700万円)のボーナスが付くことになる。アクティブ・ロースター(25人)入りのボーナスも含めて、1年最大815万ドルの出来高となるようだ。
投げれば投げるほど、年俸が上がっていく“超成果型”の契約。メジャーの契約らしく、勝ち星などではなくて、イニング数、登板数を増やすことに重点を置いたインセンティブが設定された。
11日に広島で行われた“惜別会見”で、前田は「しっかり投げればいいと思いますし、自信をもって(メジャーに)行くので、投げて結果を出したいと思います。契約内容はもちろん大事ですけど、メジャーリーグで投げたい思いは強かったので、その強い気持ちが変わることはなかった」と強い決意を明かした。インセンティブをどこまで勝ち取れるか。1年目からの大車輪の活躍に期待したい。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count