年俸調停申請、田澤純一の価値は? 地元紙は「3年21億円の契約も妥当」
今季終了後にFAの田澤を地元紙が特集、「誰にとっても信頼できる友人のような存在」
レッドソックスの田澤純一投手が、昨年に続いて年俸調停を申請した。3年連続で60試合以上に登板し、名門球団のブルペンを支えてきた右腕は、今季終了後にFAとなる見込み。昨年と同じように、実際には申請後に球団と合意に達し、調停に至らないケースが多いが、最終的にどのような契約を結ぶことになるのだろうか。
地元紙「ボストン・ヘラルド」は、田澤についての特集記事を掲載。「ジュンイチ・タザワは誰にとっても信頼できる友人のような存在だ」との見出しで、副題では「頼りがいがあり、決して派手を好まず、集団のために何でもこなしてくれる」と絶賛している。
田澤については、現在の225万ドル(約2億6400万円)からの昇給が見込まれていると指摘。「もしもレッドソックスが開幕までに契約延長にこぎつけることができなければ、ほぼ確実に田澤はシーズン後にFAとなることが予想され、過去5年間のレッドソックスでの起用を鑑みれば、さらに大幅な昇給を手にすることになるかもしれない」と分析している。
記事では、田澤が昨春のヘラルド紙のインタビューで話した内容についても紹介している。