大谷翔平、同世代のフィギュア羽生と初対面 「負けないように頑張りたい」
王会長、160キロ超の剛腕に「世界レベルに近づいているのはうれしい」
日本ハムの大谷翔平投手が15日、都内ホテルで行われた「第50回テレビ朝日ビッグスポーツ賞」の表彰式に出席した。
「テレビ朝日スポーツ放送特別賞」を受賞した侍ジャパンを代表して、ソフトバンク・王貞治会長、侍ジャパン・稲葉篤紀打撃コーチ(日本ハムSCO)、今秋ドラフトの目玉とされる創価大・田中正義投手らと共に壇上へ。トロフィーを受け取り、「侍ジャパンの代表で恐縮しておりますが、17年WBC、東京五輪が出来るように頑張っていきたいと思います」と誓った。
壇上では「ビッグスポーツ賞」を受賞したフィギュアスケート・羽生結弦と並んだ。同じ1994年生まれの同級生で、この日が「初めて」の対面だった。
大谷が「僕と田中君は羽生世代と思っている。 負けないように頑張りたいと思います」と“ジャブ”を繰り出すと、羽生からは「ボールに重みを伝えるには、どうすればいいか」とマジメな質問が飛んだ。今オフだけで7、8キロ増の体重100キロとした剛腕は、「体重を増やすのは1つの手段。技術が大事になると思います」と答えた。
王貞治会長から「160キロを投げられるのは考えられない。世界レベルに近づいているのはうれしい」と声をかけられ、公の場では初対面となった同級生の田中からは「大谷くんと同い年。追いつけ、追い越せで頑張りたい」と目標にされた。
千葉・鎌ケ谷市の球団施設で自主トレを続ける大谷。「(来年は)大卒の選手が入ってくる。自分も負けないように頑張りたい」と締めくくった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count