日ハム大谷、今秋ドラフト目玉右腕との“共闘”熱望 「真っすぐの精度高い」
最速156キロ右腕に「どうせなら同じチームでやるのが楽しい」
日本ハムの大谷翔平投手が15日、同じ1994年生まれの創価大・田中正義投手とチームメートとなることを熱望した。
都内のホテルで行われた「第50回 テレビ朝日ビッグスポーツ賞」の表彰式に、各世代の侍ジャパンの代表して出席。今秋ドラフトの目玉とされる最速156キロ右腕について、「味方の方がいいです。投げ合うのは楽しいですけど、どうせなら同じチームでやるのが楽しいと思います」と願いを込めた。
大谷と田中は昨年12月に自主トレ先のトレーニング施設で初対面。この日が2度目だった。「栄養の面に関しては僕の方が(大谷より)知っているはず」という田中に対し、大谷は「マジメだな」という印象を抱いたという。すでに連絡先は交換しているが、「まだ食事には行っていないです」という初々しい間柄。表彰式の序盤も敬語だったが、徐々に「タメ口」になっていったという。
大谷は「次(のドラフトで)入ってくる大卒選手は同級生。(田中と)まだ同じチームでやる可能性もあると思いますし、もし同じチームになったら、一緒に頑張りたいと思います。別のチームでも同じ学年なので盛り上げていければ、すごくいい世代になるかなと思います」と期待した。
田中の投球について、大谷は「映像で切り取ったところでしか見たことがないですけど、真っすぐが素晴らしいなという印象。真っすぐの精度が高いと思って見てました」と評した。今後、侍ジャパンの中心として期待される同級生コンビ。将来の共闘が楽しみだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count