昨夏の高校日本代表も 法大に黄金期再来なるか、切り札は「元日の丸戦士」?
3年生ながら副主将の森の人格面を評価する青木監督
秋は体調不良に左肘故障も重なり、登板なし。それでも、復活を期す春は、万全ならばエースとして他大学の打線を抑えこむ実力の持ち主だ。
森田の1つ上の代にはチームを牽引する立場として期待される元日の丸戦士がいる。森龍馬内野手(新3年=日大三)は、通常は最上級生が務める副主将に抜てきされた。
名門・日大三でも主将を務めたように、リーダーシップは高校時代から秀でていた。高3夏に甲子園に出場すると、その後のU-18W杯(台湾)の高校日本代表に選出。松井裕樹、安楽智大(現楽天)、森友哉(現西武)ら、近年の代表でも屈指の強力メンバーとともに準優勝を成し遂げた。
法大・青木監督は「上級生にも臆することなく、モノを言える」と人格面を評価。大学では度重なる故障に泣かされたが、昨秋にようやくリーグ戦デビューした。元々、強打でならした選手だけに、副主将という重責も含めグラウンド内外で期待は大きくなるだろう。
そして、新戦力として楽しみな存在なのが、新1年生世代。それも一気に3選手も高校日本代表の経験者が加入する。昨夏のU-18W杯(日本)高校日本代表の伊藤寛士捕手(中京大中京)、宇草孔基内野手(常総学院)、船曳海外野手(天理)だ。