強烈タックルで負傷捕手、新ルール歓迎も新たな課題「野球が変わる」
捕手には「より技術が求められる」
「捕手にとっては野球が変わる。ブロックが出来なくなることで、これからアウトかセーフか際どい場面でも走者が突っ込んでくる。(三塁コーチも)どんどん回してくるでしょう。捕手には、より技術が求められると思います。春季キャンプで、しっかり練習しないといけない」
捕手に求められる新たな技術とは――。今季から捕手一本でレギュラー奪取を目指す近藤はこう明かした。
「際どい場面では(捕手ミットを付けた)片手でボールを取りにいって、そのままタッチしないとならない。走路を開けないといけないので、タッチは“追いタッチ”。(審判には)セーフと見られやすくなる。当然、これまでの両手で取るクセもありますし、練習しないといけない」
走者のタックル&捕手のブロック禁止で故障は少なくなるが、失点数が増えることが予想される。1点でも少なくする野球をするために、12球団の捕手陣は新ルールへの対応が求められている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count