SB松田が激白、目標は本塁打王 「HRテラス」を「最大限利用」で40発へ

独占インタビューでタイトル獲得誓う、「ホームランテラス」どう使う?

 ソフトバンクの松田宣浩内野手が独占インタビューに応じ、今季の目標に「ホームラン王」を掲げた。今オフに海外FA権を行使し、メジャー挑戦かソフトバンク残留かで揺れたムードメーカーは、当時の苦悩についても激白。愛するホークス残留を決断した男は、昨季から本拠地ヤフオクドームの外野部分に作られた「ホームランテラス」を最大限に活用しての40本塁打を誓い、自身初の打撃タイトル獲得に自信をのぞかせた。

――グアムでの自主トレから帰ってきたばかり。ここまでは順調ですか?

「順調に痛いところもなく、怪我もなく、体を鍛えることが出来た。技術練習はこっちに帰ってきてもできるので、まず暖かいところで集中的に足腰を鍛える。走りこみする。それがやっぱり強くなる一番のトレーニングだと思ってやってきました」

――今年の目標は40本塁打に設定しました。

「去年、初めて30本台のホームランを打てた。(今年も)怪我せずに出続けたら、30本は打てると思うので、その中で今年の目標を去年と同じ35本にしたら、それ以下になってしまう。40本は決して簡単ではないですけど、そこを目指したい。(ヤフオクドームに)『ホームランテラス』が去年からできたので、それを最大限に利用するのが僕のバッティングでもあると思う。長距離バッターではないですけど、中距離バッターでもホームランを打てるんだというところを見せていきたいですね」

――去年からの『プラス5本』のために必要なことは何でしょうか?

「まずはボールとバットをコンタクトすることの正確さ。年間で500打席くらい立ちますが、そこの5打席は本当に微々たるものだと思います。でも、ちょっと(バットの)先だったり、ちょっと詰まって外野フライというのは何十本もあるので、その精度を上げることを年間通して意識的にやれば、5本は埋まっていく数字だと思うんです。だから、1打席1打席、1球1球を無駄にしたくないと思います」

――『ホームランテラス』ができて、打席の中で気持ちの変化は?

「ムチャ振りしなくなりましたね。ぶっちゃけた感覚で言うと、2シーズン前までのフェンス直撃がホームランと思えば、それは実際には(去年までは)二塁打ですが、(今は)外野を超えればホームランと思っている。昔までは、外野を超えても後ろが広いので、捕られちゃったりしてました。(守備が)前に来て、フェンスが前に来るので、外野を越す打球を打てれば、(スタンドインが)見えてくる。(ホームランテラスへの)ホームランも10何本打ったので、そういう感覚があります」

――打席で無駄な力が抜けるということですか?

「バッティングがうまくなったというか。広い球場だと100%の力を使わないと飛ばないんですけど、それが80%でも入るという感覚が少しずつ分かってきた。これはフリーバッティングからそうですね。(球場が)広いと全力で打たないと飛ばないんですよ。それを体のキレとコンタクトを意識することで(ホームランテラスには)入るので、そういう打撃をどんどん増やしていきたいです」

――40本となると、ホームラン王も見えてきます。

「プロ10年やっていて、打撃タイトルをまだ1個も獲ってない。この11年目のシーズン以降、やっぱり何か手にしたいなという思いがあります。ホームラン40本打てば、打点も『100』を超えてくると思うし、そういう意味では数多く打ちたいと思います」

――40本打てる自信はありますか?

「ありますよ。そのためにやっているんで。今回も12月は正直、シーズンの疲れとか自分(の去就)がどうなるかということで、体を動かすこともできなかったんですけど、逆に1年間の疲れを取るという意味で、リフレッシュした期間だと思っている。1月も体の疲れを取れた状態でスタートできた。体は万全なので、あとはやっぱりそれ(40本塁打)に向けてやっていきたい」

――どちらかという打点のタイトルを早く獲るかと思いましたが、去年の成績では本塁打のタイトルが先に見えてきた。どちらに比重を置きますか?

「やっぱりホームランをたくさん打てば、打点が伸びてくる。今年はそういう考えでやりたいなと。(これまでは)全くホームランの意識がなくて、まずは100打点とイメージしていたんですが、ホームランの醍醐味もある。当然、打率は3割を目指すんですけど、ホームランをたくさん打って、ランナーもいたら打点もたくさん入る。そういう意味では打点も上がっていくので、やっぱり40本いきたいなと思います」

――ホームランを打てば打点もついてくると。

「そうですね。一回、その方向で行ってみたいと思います」

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