川崎カブス入団で歓喜と悲鳴が交錯!? 「世界一へ最後のピース」「一番辛い」
シカゴの地元メディアも特集、「ブルージェイズファンから絶大なる愛着を受けていた」
カブスの地元テレビ局「CSNシカゴ」(電子版)では、早くも特集記事を掲載。「トロントでファンに愛された存在が、この春シカゴ北部に?」との書き出しで、川崎について伝えた。
その中で、「彼はその人柄でブルージェイズファンから絶大なる愛着を受けていた」と言及。「彼はサヨナラ打を放った後に行った歓喜のインタビューで、野球界に小さな爪あとを残した」とシカゴのファンに紹介した。ブルージェイズ入団1年目の2013年に、本拠地ロジャース・センターのヒーローインタビューで「アイ・アム・ジャパニーーーズ!」と絶叫した場面は、もはや“伝説”となっている。
マイナー契約での加入で、新天地でも厳しい戦いが待っている。カブスの内野には生きのいい若手が多く、争いは熾烈だ。それでも、メジャー昇格をつかみとり、より多くの出場を機会を得るため、そしてチームに貢献するためにカブスに乗り込む。世界一は、川崎自身の悲願でもある。ひたむきなプレーと明るいキャラクターで、大都市シカゴでもファンのガッチリと心を掴むに違いない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count