広島ジョンソン、ド軍移籍の前田について語る 「働き者」で「頑張り屋」
昨年チームメートだった右腕の活躍に太鼓判、「最もナイスな若者の一人」
広島のクリス・ジョンソン投手が、ポスティングシステム(入札制度)でドジャースに移籍した前田健太投手のMLBでの活躍に太鼓判を押している。地元メディア「ロサンゼルス・デイリーニューズ」が「クリス・ジョンソンが広島カープのチームメイト、ケンタ・マエダを語る」との見出しで報じた。
ジョンソンは昨年、広島に入団し、前田、黒田博樹とともに先発ローテーションを牽引した。28試合登板で14勝7敗、防御率1.85の好成績をマークし、最優秀防御率のタイトルを獲得。1年目から日本野球に適応し、結果を残した左腕は、昨季最多勝(15勝8敗)に輝いたエース右腕をどう見ていたのか。
「あちら(日本)で会った中で最もナイスな若者の一人。大きな子供みたいに、いろいろ楽しもうとする。彼とふざけあうのは気楽だよ」
ロサンゼルス近郊出身のジョンソンは同メディアの取材に対して、まずは前田のキャラクターについてこう明かした。ナイスガイ同士で素晴らしい信頼関係を築いていたことがうかがえる。さらに、現在、メジャーリーガーの間でブームとなっている「ハイチュウ」を通じて、人間関係を深めていったことも明かしている。
「(前田は)ハイチュウの担当と直に電話できて、僕は彼に中継を頼んだこともある。(ハイチュウは)1袋に5粒入っていて、1箱に12袋入っていて、1ケースに12箱入っている。彼はいつも4ケース持ってきてくれて、僕はそれを皆に配っていたよ。これはグラウンド外の話だけどね」