フォークの使い手No.1は？　2015年データから見る「空振り奪取率」ランク

則本、山口…速球に威力を持つ投手が続々ランクイン

　2位は楽天・則本で28.6%。今季215Kで2年連続最多奪三振を記録した右腕は、大谷とほぼ同等の空振り奪取率をマークし、ストライク率ではその大谷を4%上回る69.2%だった。先発では、この2人が突出した数字となっている。

　3位はロッテのイ・デウンで23.9%、4位はDeNA・山口で23.7%、5位は広島・福井で22.6%と続いた。速球に威力がある投手が次々とランクインしており、これもフォークで空振りを奪う重要な要素といえるかもしれない。

　先発投手のフォーク空振り奪取率ランキングは以下の通り。

【フォークの空振り率ベスト5（先発編）】

○大谷翔平（日本ハム）

投球数：531
空振り率：29.0%
ストライク率：65.2%

○則本昂大（楽天）

投球数：490
空振り率：28.6%
ストライク率：69.2%

○イ・デウン（ロッテ）

投球数：464
空振り率：23.9%
ストライク率：62.3%

○山口俊（DeNA）

投球数：346
空振り率：23.7%
ストライク：64.2%

○福井優也（広島）

投球数：501
空振り率：22.6%
ストライク率：67.3%