Gナインが宮崎入り 高橋巨人の未来を明るく照らすのはこの5選手
V奪還目指す巨人、若手の成長不可欠
いよいよ、2月1日からプロ野球のキャンプが始まる。巨人ナインはキャンプ地宮崎に先に入り、合同トレーニングをスタートさせる。高橋由伸新監督就任で注目される中、指揮官に求められるのは育てながら勝つこと。坂本勇人や長野久義ら主力をはじめ選手には「個々のレベルアップ」を求めている。
今年のチームは若手の成長なくしてはシーズンを戦っていけない。今年、活躍が期待される選手のここまでの経過、オフの様子を紹介したい。(成績は昨年の1軍成績)
○岡本和真内野手(2年目)17試合、打率.214、1本塁打、4打点、2盗塁
昨年は高卒新人ながら1軍デビュー、初本塁打を記録。17試合で28打数6安打。ヒーローインタビューにも上がる機会があった。今年は村田修一内野手とサードのポジションを争い、レギュラーをつかむことが期待されている。巨人で1番、成長を求められ、楽しみな選手。大ブレークなるか。オフは坂本、長野らと初の海外自主トレでトレーニングを積んできた。初の1軍キャンプで目指すはサードでの開幕スタメン。
○田口麗斗投手(3年目)13試合3勝5敗、防御率2.71
広島新庄高校から入団したサウスポー。高校時代は松井裕樹(楽天)と双璧の左腕として知られ、「東の松井」「西の田口」と呼ばれたほど。昨年は19歳ながら1軍に上がり、プロ初勝利をマーク。12試合に先発し、3勝5敗だった。打線に恵まれない試合も多かった。今年は開幕ローテを狙える立場にいる。ケガで出遅れている杉内俊哉の代わり、内海哲也を押しおけるくらいの活躍が見込まれている。オフは出身の広島県の先輩・西村健太朗投手と一緒にハワイへトレーニングへ行った。