上原浩治、MLB“35歳以上オールスター”に選出 「スプリットは無敵の球種」

MLB公式サイトが選出、35歳以上のベストプレーヤーにセットアッパー部門で選ばれる

 MLB公式サイトが35歳以上のベストプレーヤーでチームを作るという特集記事を掲載した。日本人では、レッドソックスの上原浩治投手がメンバー入り。今年4月に41歳になる男は、メジャーを代表するベテラン選手となっている。

 上原が選出されているのは、セットアッパー部門。今季、パドレスからメジャー屈指のクローザー、クレイグ・キンブレルがトレードで加入したため、セットアッパーを任されることが濃厚な右腕について、寸評では以下のように言及している。

「MLBに挑戦し、2009年にオリオールズでデビューした際に上原は34歳であった。適応に要した初年度以降、上原は平均54試合に登板し、防御率も2.08となっている。上原のスプリットは野球界における無敵の球種に限りなく近いものだ」

 鋭く落ちるスプリットは、まさに上原の代名詞。さらに、直球は90マイル(約145キロ)に達しないものの、抜群のキレ味とコントロールを誇り、メジャーの強打者から難なく空振りを奪ってきた。昨季は右手首骨折でシーズン後半を棒に振ったが、今季は完全復活に期待がかかる。

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