MLB公式サイトがメッツ時代の新庄剛志氏を特集 意外なモノが話題に
新庄氏は「リストバンドの王様」!?
かつて米大リーグのメッツ、ジャイアンツに在籍した新庄剛志氏について、意外なモノが脚光を浴びている。メッツは先日、ヨエニス・セスペデス外野手と3年総額7500万ドル(約89億円)で再契約。これを受け、MLB公式の動画特集サイト「Cut4」が新庄氏との意外な共通点について特集記事を掲載した。
セスペデスは昨季途中にメッツにトレードで加入し、爆発的な打棒でワールドシリーズ進出に貢献。キューバ出身の30歳はユニフォームに不釣り合いな、ド派手なネオンイエローのアームバンドを身につけているが、記事ではこれに着目。新庄氏がメッツ在籍時にオレンジ色のアームバンドを愛用していたことを紹介し、「ニューヨークのカラフルアームバンド/リストバンドの王様」と伝えている。
新庄氏は2000年オフに当時在籍していた阪神からフリーエージェント(FA)宣言を経てメッツに加入。決して高くなかった下馬評を覆し、外野のレギュラーに定着した。一時は4番打者も務めチーム最多タイの勝利打点11を挙げる活躍を見せた。またその強肩をMLBの舞台でも発揮し、球団新人記録を更新する12補殺を記録するなど、まさに攻守にわたってニューヨークのファンに鮮烈な印象を残した。
記事では、1月28日が新庄氏の44回目の誕生日だったことにも触れながら、当時の成績について大きなプラスになったわけではないとしながらも、このアームバンドは非常にクールであり、またメッツのチームカラーとも合致していたと回想している。またアームバンド以外にも新庄氏の明るめの茶髪にも触れ、「これがチームへの忠誠心でないとするならば、他にどういう理由があったのか分からない」と伝えている。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count