日ハム栗山監督、アリゾナ施設にお清めの塩 「無理してまかせてもらった」

球場にお清めの塩、「1番怖いのはけが。うちの選手が万全なら必ず何かが残る」

――お清めの塩をまいた。

「環境が変わるし、テンションが上がってキャンプに入る。1番怖いのはけが。うちの選手が毎日万全の状態で一生懸命やってくれれば、必ず何かが残るはず。それを信じて、けがのないように。ちょっと塩の意味合いも国によって違うが、無理してまかせてもらいました」

――チーム、選手へ一番期待することは。

「少年の時代に野球少年だったという原点を思い出して欲しい。その思いさえあれば、ただ、ひたすらうまくなりたくて、楽しくて、野球をやり続ける。それこそがファイターズらしさの原点。選手たちは明日から勝負が始まる。厳しい勝負になれば、野球の面白さを感じられると思う。レベルの高い競争をしてもらいたい」

――最後に1年の意気込みを。

「12年に優勝して、13年は最下位。そこからのチームの歩み(14年3位、15年2位)を見れば、明らかに今年はどれだけ大きな年かは誰も分かる。何が何でも日本一にならないといけない年。そういう使命がある。ひたすらそれだけを考えて、出来ることをやり続ける。結果的に『やりきりました』ではなく、『結果が残りました』と。そこだけを目指して、力を合わせて前へ進みたい」

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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