日ハム大谷、“超スロースタート”の狙いは? 「今できる1番ベストの選択」
メジャー関係者も視察する中、ブルペンで“ゆったり投球”
日本ハムの大谷翔平投手が1日(日本時間2日)、超スロースタートでプロ4年目のスタートを切った。
米アリゾナキャンプで初のブルペン入り。スライダー、フォーク、カーブに加え、昨季までほとんど使わなかったチェンジアップを交えたが、力感のない試運転といった投球だった。パドレス・グリーン監督らメジャー関係者が視察する中での“ゆったり投球”の狙いはどこにあるのか。
「いきなり思い切り投げてもいいことはない。まずは直球からしっかりと。確認事項を確かめながら順序よくやっていければ。スピードとかではなく、今できるいいボールがあれば、それでいいです」
湿度20%前後と乾燥しているアリゾナ。ボールが滑りやすく、さらに米国のマウンドは日本の本拠地よりも硬いと言われいる。環境から受ける影響はあったのか。
「ボールは滑りやすかったけど、マウンド(の硬さ)は札幌ドームと変わらない。(マウンドの)傾斜であまり投げてないので、そこが1番(の狙い)。傾斜で投げてバランスよく投げられれば」