日ハム大谷のスイングにメジャー監督驚愕 栗山監督「打者・大谷には信頼感」
パドレス監督もビックリ「投手であれだけのスイングをするのは思い浮かばない」
日本ハムの大谷翔平投手が2日(日本時間3日)、米アリゾナキャンプで初めて特打を行った。
キャンプ施設を提供するパドレスのアンディ・グリーン監督が視察する中、76スイングで17本のサク越えをマーク。バックスクリーンを越える当たりも3本あり、大リーグ監督を「素晴らしい打者。見ててすごく楽しい。投手であれだけのスイングをするのは思い浮かばない」と驚かせた。
昨季は打率2割2厘、5本塁打、17打点と不振に苦しんだ21歳。右足を上げる打ち方からノーステップ打法に改良した。「よりシンプルにしていい。前より(ボールを見る)余裕がある」という新打法で、16年シーズンに臨む。
栗山監督の目には、どう映ったのか。前日1日のブルペン投球では「言いたいことがいっぱいあるから何も言わない。我慢しよう。言い出したら、ガーッと言ってしまうから」と辛口評価していた。「打者・大谷」の信頼感と16年型打法について、思いを語った。
――大谷が久々に屋外で打撃練習した。
「本人は納得していないと思う。僕も納得してないけど、打つ方は信頼している部分がある。久しぶりに外で打って、あれだけしっかりバットが振れるのであれば、それだけで安心材料。良かったと思います」