日ハム大谷のスイングにメジャー監督驚愕 栗山監督「打者・大谷には信頼感」
納得できなかった部分は…
――オフに肉体改造し、現在は体重96、97キロ。昨季の体重92キロから4、5キロから増量した。
「体を大きくしたことで8割の力で100%の力を出せる。フルスイングをしようと思わなくても、以前と同じスイングが出来る。そっちに生かすべき。1番間違ってはいけないのは力が付いたことを力強く生かしては意味がない」
――栗山監督が納得できなかった理由とは。
「(ボールの見え方が)少し見え方が違うのかもしれない。タイミングも合っていて、スパッと打つはずなんだけど、こすったりする打球もあったから」
――今後について。
「2月10日に翔平を実戦(韓国ロッテとの練習試合)で投げるところからスタートさせようと思っている。ここから何かあれば変えますが。打つ方は比較的に早めに打席をあげようかと思っている。今日はそれを確認したかった。体の状態はいけそうなので、その方向でいこうかと考えています」
――早めに打席を与える。
「両方やるのは大変なこと。打つ方が体が出来ているんだったら、早めに実戦で打席に立ちながら調整させないと。『打者・大谷』には信頼感があるので、うまくいくように。なるべく早めに実戦の感覚を取り戻させて。外で打つのは久しぶりでしょ? 翔平の良さを知っているので、『今日は翔平らしさが出ていたか?』と問われれば、まだまだ、こんなものではない」
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count