2016年MLB注目の記録 イチローの3000安打、“ローズ超え”がトップに選出

Aロッドの本塁打記録などにも注目

 2番目には、アレックス・ロドリゲス内野手(ヤンキース)の通算700本塁打、715本塁打を紹介している。

「アレックス・ロドリゲスは昨季33本塁打を放つ印象的なカムバックを見せ、再び舞台にもどってきた。4人目となる通算700本塁打まで13本となり、もし28本塁打を放つとヤンキースの先輩であるベーブ・ルースを抜き去り史上3位に躍り出る」

 薬物問題などですっかりお騒がせ男となったAロッドだが、1年間の出場停止から明けた昨季は復活をアピール。「野球の神様」ベーブ・ルースを超えた時に米国内でどんな反応が出るかにも注目が集まる。

 3番目は、今季からタイガースでプレーするフランシスコ・ロドリゲス投手の通算400セーブ。記事では、過去5人しか達成してない大記録であることに言及した上で、400セーブまで残り14セーブとしている守護神が、史上3人目の500セーブも視界に捉えていると伝えている。

 4番目は、ジャスティン・バーランダー(タイガース)、コール・ハメルズ(レンジャーズ)、ザック・グリンキー(ダイヤモンドバックス)、クレイトン・カーショー(ドジャース)の2000奪三振到達。バーランダーが残り57、ハメルズが残り78、グリンキーが残り113、そしてカーショーが残り254と迫っており、記事では「何人の選手かは2000奪三振に到達するだろう」と予想している。

 5番目は、スイッチヒッターのマーク・テシェイラ内野手、カルロス・ベルトラン外野手(ともにヤンキース)の400本塁打。テシェイラは残り6本、ベルトランは残り8本と到達目前だ。記事では、スイッチヒッターでの400本塁打は、過去3人しか達成していないことに言及。これも快記録となる。

 いずれもメジャー史に残る記録となるが、その中でもイチローの安打数はトップの位置付けとなっている。今季も4番手の外野手として起用される見込みで、出場機会は限られるかもしれない。ただ、これまでも数々の偉業を成し遂げてきたそのバットに大きな注目が集まるシーズンであることは間違いない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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