逆襲狙う球団の筆頭にマリナーズ 鍵は「岩隈が安定した成績を残すこと」!?
米メディアが特集、新加入の青木は「鍵となる補強」に
MLB公式サイトが「低迷からポストシーズンを狙う6チーム」と題した特集記事を掲載した。その筆頭で、岩隈久志投手、青木宣親外野手の所属するマリナーズが挙げられている。
記事では「過去3年間、18球団が少なくとも一度はポストシーズンに進出している。他球団が出来てうちが出来ないはずはない、ということだ」と指摘。昨季、前年まで低迷していたレンジャーズ、アストロズがポストシーズン進出を果たしたことに触れ、どの球団にも浮上のチャンスがあるとしている。
「この視点から、今オフの補強を経て今季ポストシーズンに向けて這い上がる可能性を秘めた6チームを挙げてみる」
このように言及し、まず最初にマリナーズが登場している。
マリナーズの「鍵となる補強」の項目に、FAで加入した青木、そしてマイナー契約で加入が決まった前ソフトバンクの李大浩内野手の名前も入れた上で「新任であるマリナーズのディポトGMほど自身のチームを劇的に解体し、再構築しているGMはいない」と分析。「彼らが順応できるかどうかの見極めはシーズンの半分ほどの時間がかかるかもしれない」として、チームの中心選手の奮起に期待している。
キーポイントの1つ目では「チームのスーパースターであるカノとエースのヘルナンデスが、大活躍となるシーズンを過ごすこと」と指摘。チームの“顔”2人が本来の実力を発揮することが、躍進へ必要不可欠となる。
2つ目に、今オフ一時はドジャースと契約合意しながら身体検査後に破談となり、マリナーズ残留が決まった岩隈の名前を挙げている。