「40S超え&最多S」見据えるDeNA山崎康、異例のマイペース調整貫くワケ
ゆったりと歩み進める23歳、「40セーブ以上して最多セーブのタイトルを狙いたい」
58試合に登板し、37セーブをマーク。新人王を獲得した代償は、決して小さくなかった。「後半はバテてしまっていた」と振り返る通り、疲労が蓄積。肩だけでなく、クローザーという精神的重圧がかかるポジションで心身ともに負荷がかかっていた。
その点を重視し、マイペース調整に徹している。周りが急ピッチで投げ込む中で本人の言葉通り、焦るそぶりはない。それも、新人ながら守護神を務め上げた強心臓ぶりが表れているようだ。
「今年は40セーブ以上して最多セーブのタイトルを狙いたい」
山崎康が見ているのはシーズン開幕ではなく、シーズン通して活躍すること。だから、今はゆったりと歩みを進めている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count