MLB通算601S守護神も大谷に注目「彼の伝説はどんどん大きくなってきてる」
大谷の印象は「非常に運動神経がよさそう」
――ブルペン入りしなかったが、大谷はどういう印象か。
「体が大きいね。非常に運動神経がよさそうに見えた。マウンドからゴロをうまく捌いていたしね。昨日ブルペンだったということで、キャッチボールは軽めだったね。体を大 切にしていることが分かるし、非常に賢い動きだね。非常に素直で性格のいい子と思った。これだけ才能のあるのに、みんなに対して本当に謙虚に接しているように感じた」
――ホフマン氏はプロ入り時は内野手だった。3年目で野手から投手になったが、大谷の二刀流について。
「彼は自分に比べれば素晴らしい才能を持った打者。自分の場合は決して難しい選択ではなかった。自分の場合はスライダーが打てなかった。だからスライダーを投げるようになったんだけどね(笑)。だけど両方とも卓越したものを持っているわけだから、両方で成功できるのであれば素晴らしいことだね」
――メジャーでも大谷の評判は聞くか。
「彼の伝説はどんどん大きくなってきてるよ」
――自身がメジャーで18年間投げ続けられた秘訣は。
「特別なものはないけど、自分の中でこれはという中の一つはルーティンを守ることだね、そして走ることも楽しみながらやったし、身体をいつもフレッシュに保つことかなあ。それに腕(肩)のケアをよくすること。トレーナーにも恵まれたんだ」
――素晴らしい実績を残しているが、日本ハムの投手陣に伝えたいこと。
「まず今日これだけのメディアが集まっていることにすごく感銘を受けた。初めてだね。人気があるんだね。自分が全盛期の時でもサンディエゴでこんなにメディアが集まったことはない。そして選手に伝えたいことは、もしあの時もっと練習をしていればとか、もし、もうちょっと真剣にやってればどうだったかとか、後悔しないように全力で力を出し切ってほしいということだ」
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count