マ軍社長激白、イチローと描く夢 「50歳まで現役できるのはイチローだけ」

サムソン球団社長に単独インタビュー、「イチローと一緒にチャンピオンリングを勝ち取りたい」

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インタビュー中、チャンピオンリングを指差し夢を語るデビッド・サムソン球団社長【写真:編集部】

 マーリンズのデビッド・サムソン球団社長が単独インタビューに応じた。今季、メジャー最年長野手としてMLB16年目のシーズンに臨むイチロー外野手の目標が「50歳まで現役続行」であることに言及した上で「イチローだけが達成できる」と太鼓判を押している。

 サムソン球団社長は今月1日にチームスタッフとともに来日。宮崎県でオリックスのメジャーキャンプを視察し、東京では起業家75人相手にセミナーを行った。6日には千葉・成田市内で行われた「MLBカップ」の開会式に出席。その後、帰国の途に就いた。

「私はイチローがチャンピオンリングを獲得できる手助けをしたい。これは私の2003年の優勝リングです。イチローは全てを勝ち取った。だが、これだけがない。3000本安打のマイルストーンも控えているが、我々はこの指輪を一緒に勝ち取りたい。イチローが獲得できれば、日本全体にも大きな興奮が待ち受けていることでしょう」

 球団社長は右手薬指につけた自身の指輪を輝かせながらこう語った。

 2001年にマリナーズでメジャーの扉を叩いたイチローは、1年目にMVPと新人王を獲得するなど数々の個人的な栄誉を手にしてきた。メジャー通算2935安打で通算3000安打の金字塔まで65本、MLB歴代最多記録となっているピート・ローズの4256本までは43本と迫っている。だが、ワールドシリーズ出場には縁がない。

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