DeNA初実戦で国学院大の二遊間コンビが輝き ラミレス監督「いいコンビ」
紅白戦で山下と柴田が大学時代以来2年ぶりコンビ、それぞれ持ち味発揮
DeNAが7日、沖縄・宜野湾キャンプで紅白戦を実施。新戦力のテストを兼ねた今季初の実戦で若き二遊間コンビが輝きを放った。
2年目の山下幸輝とルーキー・柴田竜拓。ともに国学院大出身で大学時代は1学年先輩・後輩。そんな2人が白組の1番・セカンド、9番・ショートとして2年ぶりに同じチームに名を連ね、それぞれが持ち前の武器を存分に発揮して見せた。
山下は3回先頭で成長株の左腕・砂田から右翼線を破る痛烈な二塁打。4番・飛雄馬の3ランで決勝のホームを踏み、バットでアピール。一方の柴田は2回の守備でレフトファウルゾーンへのフライを左翼手、三塁手も追いかけるなか、吹き荒れる海風をものともせず、最後は背走しながら見事にキャッチ。大学ナンバー1ショートと呼ばれた守備力を披露した。
実はそんな2人のプレーを誰よりも心待ちにしていたのが、ラミレス監督だった。「2人のコンビネーションを見てみたい」と同じチームで組ませて出場させたほど。国学院大時代は山下がサードを務め、三遊間を組んでいたが、ベイスターズでは二遊間を組むことに。そして、指揮官への最大の見せ場となったのは、5回1死一、二塁の守備だった。