DeNAの開幕ローテ争いにゴング 三嶋、砂田は明暗分かれるも手応えあり!?
それぞれに手応え、ラミレス監督も「非常にいい試合だった」
しかし、結果は分かれても、それぞれに手応えはあったようだ。「3年間、インコースで勝負できてなかったけど、今日は特に右打者の内角に投げ込むことができた」と三嶋が言えば、砂田も「変化球を(キャンプで)あまり投げてこなかったけど、スクリューをうまく使えた」と話した。
それぞれが数字ではなく、投球の中身をしっかり分析し、収穫を挙げた。「非常にいい試合だった」と振り返ったラミレス監督にも、頼もしく映っただろう。
最下位からの浮上へ、最重要課題となるのは先発陣の強化。今シーズンのローテーション争いでリードしているのは、開幕投手の山口と実績十分な井納、久保康だろう。残りの3枠を三嶋、砂田に加えて石田、新人の今永、熊原、助っ人のモスコーソ、ペトリックが争うことになる。
11日には再び紅白戦が組まれており、先発候補たちの登板も予想される。結果ではなく、内容を求めながら一歩ずつ階段を上がっていけるだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count