前西武セラテリ、現役引退を表明 昨季限り戦力外で決断も…「未来に希望」
ツイッターで「野球界から引退」報告、「応援してくれた全ての方に感謝」
昨季限りで西武を戦力外となったアンソニー・セラテリ選手が、3日に現役引退を表明した。
セラテリは自身のツイッターで「今まで最も口にするのが難しいことですが…私は現役引退を決断しました」と報告。さらに、以下のメッセージを自身の写真と自筆のサイン入りで投稿している。
「残念ながら、野球界から引退をする時がきてしまいました。非常に寂しい日ではありますが、これからの未来に希望をいただいています。野球界で体験できたすべてのことに対して感謝しています。私自身の人生よりも続いていくであろう友情と思い出の数々を育むことができました。今まで応援してくださった全ての方に感謝しています」
内外野をこなすユーティリティープレーヤーでスイッチヒッターのセラテリは、米国の大学を卒業後、独立リーグでプレー。07年にロイヤルズとマイナー契約を結び、12~13年には3Aオハマでプレーした。14年はFAでメッツに移籍。メジャーキャンプに招待選手として参加も、メジャー昇格はならなかった。
同年オフに西武と契約。しかし、33試合の出場で打率1割8分3厘、0本塁打、6打点に終わり、シーズン終了後に戦力外となっていた。昨年11月にはダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだと報じられていたが、キャンプインを前に引退を決断する形となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count