東日本大震災で被災の楽天、台湾南部地震の被災地に100万円寄付

11年には台湾から「多大な援助」、選手会長の銀次「今度は私たちが微力ながらご協力を」

 楽天は9日、台湾南部地震の被災者のために、楽天グループのインターネット募金「楽天クラッチ募金」を通じて台南市に義援金を送ると発表した。楽天イーグルス選手会(会長:銀次選手)、梨田昌孝監督・コーチ・球団(台湾出身のソン・チャーホウ投手ら外国人選手を含む)から合計100万円を寄付する。

 球団は「2011年、東日本大震災の際には、台湾から義援金など多大な援助をいただきました。改めて御礼申し上げるとともに、感謝の気持ちと復旧・復興への願いを込めて、東北・日本で一刻も早く支援の輪を広げていきたいと考えております」としている。

 また、岩手出身の選手会長・銀次も球団を通じて「今回の地震によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。東日本大震災の時には、台湾の皆さんから多大な援助をいただきました。震災を経験した球団として、今度は私たちが微力ながらご協力させていただきます。一日も早い復旧・復興を祈り、個々の小さな力をみんなで大きな力にしていきましょう。皆様、ご協力よろしくお願い致します」とコメントした。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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