日ハム大谷、韓国ロッテに圧巻投球&成長実感「真っすぐは良くなっている」
初登板にメジャー関係者集結、最速157キロで2回無失点4Kに「いい1日になった」
日本ハムの大谷翔平投手が10日(日本時間11日)、米アリゾナ州ピオリアで行われた韓国ロッテとの練習試合に今季初登板初先発し、圧巻の投球を見せた。
初回は2死から昨年11月のプレミア12で二塁部門のベストナインに選ばれた黄載鈞に右前打を許したものの、続く朴鐘潤を154キロの直球で空振り三振。2回は3者連続三振。すべて直球で奪い、2死からの7番打者へはこの日最速157キロで空振り三振を奪った。2回を25球、4奪三振、1安打無失点だった。
スタンドにはメジャー関係者が集結。スカウトだけでなく、編成権を握るGMの姿もあった。将来のメジャー挑戦を視野に入れる剛腕は今季初登板での課題、 成果などを語った。
――今季初登板を終えて。
「練習試合でしたけど、いい緊張感でいけたと思います」
――米国の球場だった。マウンドや雰囲気は違ったか。
「マウンドはすごく投げやすくて、球場もきれいだった。すごくいい気分で投げることが出来たと思います」
――初登板のテーマは。
「強い真っすぐを投げることがメインです。コースは別にして、ある程度アバウトな制球で攻めていくことをテーマにしました。あとは曲がり球とフォークを1、2球使えたらと思ってました」