巨人の育成右腕が“大変身”!? 衝撃の球速アップは本当か?
本人に慢心なし、「真っ直ぐだけではプロの世界で通用はしない」
1試合だけではない。トレーニングもしっかりと続け、常時、150キロを投げられるようになった。ただ、本人に慢心はない。
「真っ直ぐだけではプロの世界で通用はしないです。そのコントロールを磨くことと、カーブなどの変化球も磨かないといけないと思います」
背番号が3桁になり2年目。「目立つものがないと上には上がれない」と分厚い選手層の中から這い上がるために練習を積んでいる。この剛速球に緩急をつけた投球、制球力が身につけば、支配下復帰も夢ではない。
今まで聞いたことのない衝撃の変化だが、これは紛れもない事実。これからの田中の奮闘を見守りたい。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count