2016年“ブレーク予報” 定位置奪取、ローテ入り期待の各球団選手は?

上林、光成、岡本、周平…ブレーク期待の有望株

 2016年のキャンプも中盤に入り、少しずつ実戦も始まった。首脳陣、ファンの期待が高い選手は誰だろうか。Full-count編集部で各球団の有望選手をピックアップした。

【パ・リーグ】

▽ソフトバンク 上林誠知外野手

 3年目の20歳。李大浩が抜けたことで、一塁へ内川らが起用されれば、外野のレギュラー取りも夢ではない。昨年は1軍で15試合に出場。8月25日のロッテ戦では、プロ初ホームランが満塁弾になった。ウエスタン・リーグでは首位打者、最多盗塁の2冠を獲得した未来の主軸候補。

▽日本ハム 浅間大基外野手

 横浜高から昨年入団し、1軍の舞台を経験した19歳。46試合ながら打率.285をマーク。走攻守で一級品で、今年は3番に抜擢される可能性も。岡や西川らとの外野手争いを戦い抜く。イケメンでスター性も備える。

▽ロッテ 二木康太投手

 高卒3年目を迎えるが、伊東監督から先発候補として期待される20歳。昨年10月5日の日本ハム戦で中継ぎでプロ初登板。5回4安打1失点と好投した。187センチの長身からキレのあるボールを投げ、威圧感もある。涌井や石川に次ぐ右の本格派になるべく、経験を積んでいけるか。

▽西武 高橋光成投手

 昨年はシーズン中盤から1軍に昇格し、5勝を挙げた19歳右腕。8月には最年少の月間MVPを獲得。1年目はがむしゃらに投げ続けてきたが、今年は開幕ローテーションへの期待がかかる。キャンプでは一部別メニューになったものの、順調に調整を続けている。ご存じのとおり、前橋育英高校2年夏の甲子園優勝投手。

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