巨人・村田が紅白戦で“サプライズ登板”? クルーズとともにファンサービス
村田は最速116キロ、クルーズは122キロをマーク
巨人が14日に行った今年2度目の紅白戦で、なんと村田修一内野手がマウンドに上がるサプライズが起きた。
5回裏に入る前だった。紅白戦は特別ルールで行われていたため、5回表に続き、土田瑞起投手に5回裏もそのままマウンドで投げ続けるよう指示が出た。土田はホームの白いユニホームを着ていたため、ベンチ裏で水色のユニホームへの着替えがスタート。その間に時間ができたため、村田がサードのポジションにつく前にマウンドへ上がった。
ファンの大歓声の中、村田は振りかぶって投げるたびにバックスクリーンを振り返り、スピードガンをチェック。最速は116キロだった。
すると、それを見ていた新加入のクルーズも登板し、こちらは122キロをマーク。球場を沸かせた。メジャーでは野手の登板は点差が離れた時によくあるが、日本ではあまりない。今回は紅白戦のインターバルだったが、村田やクルーズがファンを楽しませようという気持ちが表れていた。
村田はこの日、紅組の「4番・サード」で先発出場し、3回2死一、二塁で左腕の公文からレフト前へ先制のタイムリー。このあと5番クルーズにもタイムリーが出た。
4回にも公文からセンター大田のグラブをかすめる2点タイムリーを放ち、3打点。4番奪取へ猛デモでアピールした。試合は7-2で村田のいる紅組が勝利した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count