注目の高卒ドラ1ルーキー、オコエ&平沢が対外試合でそろって初安打
オコエは盗塁や打点と“初”づくし、平沢はタイムリースリーべース
プロ野球は各地区で練習試合が行われ、注目ルーキーの楽天・オコエ瑠偉外野手、ロッテ・平沢大河内野手がそろって対外試合初ヒットを放ち、好スタートを切った。
楽天は韓国プロ野球のハンファと金武町で練習試合。オコエは「8番・センター」でスタメン出場し、最初の打席は四球で出塁。すぐにスチールを決めた。
第2打席は4回1死一塁から3球目をレフト前に運ぶプロ初ヒットをマークした。第3打席はセンターへの犠牲フライを放つなど初打点も記録。初ヒット、初盗塁、初打点、そして初三振もあり、1試合の中の打席で収穫が多かった。
ロッテは台湾プロ野球のラミゴと石垣島で対戦。平沢は「8番・ショート」でスタメン出場した。13日のプロ初の対外試合となった同カードでは3打数無安打だったが、この日は6回の第3打席、1死一塁からセンターオーバーの当たりを放った。快足を生かしたタイムリースリーベースでプロ初ヒットを記録。続く江村のタイムリーで生還した。
前日はノーエラーだったものの、この日は守備でトンネルのミスも出た18歳だったが、バットで挽回しようという姿勢を見せた。
オコエに平沢。高卒新人で1軍キャンプに抜擢されただけでなく、結果を残すあたり、スケールの大きさがうかがえる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count