日ハム谷口、“チーム初猛打賞”でアピール 定位置争い「ここからサバイバル」
課題は左投手、「試行錯誤する中でヒットを打っていければ」
――正中堅手には陽岱鋼がいる。西川、岡、浅間ら外野手争いは激しい。
「なかなかチャンスがないと思う。チャンスは平等ではないので、与えられたところで首脳陣に1つ2ついい材料が増えていけば、チャンスの機会は増えていく。ここからサバイバル。1打席、守備だけになった時でも、積極性を失わないようにしたい」
――昨季は開幕スタメンだった。
「このまま打っていけば、当然そういうチャンスも出てくる。今だけでなく、この先も大事。ここから長いシーズンで調子、技術を磨いていきたいと思います」
――昨季は対右投手が打率2割6分3厘(99打数26安打)。対左は8打席しかなく安打はなかった。
「僕の場合は『右投手は打って当然』と思われている。そんな中でも右投手への自信をつけていければ。左投手に対しても試行錯誤する中でヒットを打っていければいい」
――やはり課題は左投手か?
「左を打つにしても、僕の場合はただベース方向へ足を出すだけではない。いろんな人に話を聞く中で、自分の収穫は出てくると思います。まだ中途半端なので、タイミングの取り方、足の着き方を修正していかないといけない」
――米アリゾナキャンプも、あと2日だ。
「思ったような故障もなく、これだけの施設で野球が出来ている。(17日に)名護へいい状態で入れたら」
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count