米国で絶賛止まらず 大谷は「地球最高の有望株の1人」「速球は噴火のよう」
「凄まじいほどの身体能力」「真のローテーション1番手の才能」
「彼のファストボールは余裕でプラス。カーブは平均以上。プラスになることも予想される。スプリットと70キロ台のスローカーブはどちらも平均以下」
速球はメジャーでも文句無しに決め球となるハイレベルなものだと指摘。カーブも決め球になる可能性があるというが、日本で決め球として三振の山を築いているスプリットについては辛口だ。
「凄まじいほどの身体能力を持ち合わせている。大谷のチェンジアップのようなスプリットは平均レベルまで向上させる必要があるが、腕の振りの速さと運動能力から彼の伸びしろは絶大だ。高校生の投げる虹のようなカーブは不動のレパートリーというよりは、ペースを変えるためのボールになるかもしれない。3ボール、ノーストライクの場面でサプライズで投げるといいかもしれない」
課題を指摘してはいるものの、その才能は比類なきものだという。
「個人的には、地球で最高のプロスペクト(有望株)のうちの1人だ。素晴らしい体格、運動能力、余裕で90マイル後半(150キロ後半)を出せる速球に、決め球となりうるカーブ。チェンジアップと制球に成長できる余地が存在する。彼は真のローテーション1番手の才能だ」
特集では最後まで賛辞が並んでいる。大谷は米国でのキャンプと実戦登板で「地球屈指の若手タレント」という評価を確立した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count