田中将大、手術後初めてマウンドで投球 翌日痛みなく、投手コーチ「順調」

マウンドから20球、一夜明けても痛みなく「投げ続けることになる」

 ヤンキースの田中将大投手が、フロリダ州タンパでマウンドでの投球練習を行った。昨年10月に右肘の骨棘除去手術を受けて以降、初のマウンドからのピッチングとなったが、翌日に後遺症や痛みが出なかったことをラリー・ロスチャイルド投手コーチが報告している。MLB公式サイトが伝えた。

 2年連続となるプレーオフ進出を目指すヤンキースに朗報が届いた。田中は13日(日本時間14日)、キャンプ地のジョージ・M・スタインブレナー・フィールドで右肘手術後初めて足元に傾斜をつけた状態で投球練習を行ったという。記事によると、20球投げた翌日の経過が心配される中、ロスチャイルド投手コーチはエース右腕の状態について以下のように説明している。

「(田中は)あまり無理をしなかった。それが良かった。まだシーズン中の状態ではないが、順調にきている」

 右肘に痛みや後遺症も出なかったとしている。

 今季の開幕戦は4月4日(同5日)のアストロズ戦。2年連続の開幕投手に向けて、視界良好となった田中だが、ロスチャイルド投手コーチは「投げ続けることになる。(次の)マウンドからの投球練習も数日以内に行う予定だ。そこからどんどん上げていく」と説明したという。手術明けの田中をヤンキースは徐々に仕上げていくつもりだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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