日ハム大谷が異例の選出、NPB所属なのに…MLBで「最も興味深い50人」に
NY地元紙の特集で19番目に紹介、「MLBから大きな注目を浴びている」
日本ハムの大谷翔平投手が、地元紙「ニューヨーク・ポスト」の「MLBで今年最も興味深い50人」に、元DeNAのユリエスキ・グリエル内野手、レンジャーズのダルビッシュ有投手らとともに選出された。現在はNPBでプレーしており、メジャー移籍は2年後になるとも言われている二刀流右腕だが、今年のMLB注目の人物として19番目に選出される異例の事態となっている。
現在、日本ハムの米アリゾナキャンプでトレーニングを続けている大谷について、同紙の名物コラムニスト、ジョエル・シャーマン氏は「スカウトと球団関係者は、現在日本ハムがキャンプを行っているピオリアに集結している。目玉は193センチで外野手も時折こなし、アメリカでプレーをするという大志を隠そうとしない日本で最高の投手だ」と紹介。その注目度は極めて高い。
記事でも言及しているように、アリゾナにはメジャー関係者が大挙して集結しており、その投球だけではなく、打撃にも絶賛の声が上がっている。10日(日本時間11日)には韓国ロッテとの練習試合で2イニングを投げ、1安打無失点、4奪三振と好投した右腕の評価は上昇する一方だ。
シャーマン氏は「来季、もしくはその少し後に向けて、21歳はMLBから大きな注目を浴びている」と指摘。MLB球団が大谷のメジャー移籍を待ちかまえている状況を伝えている。
38位には、昨季開幕前に受けた右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)からの復帰を目指すダルビッシュの名前が挙がっている。記事では「トミー・ジョン手術により昨季全休となったダルビッシュは、5月か6月までに復帰すると見込まれている」と紹介。こちらも大きな注目を集めている。