マ軍社長が明かすボンズ招聘の舞台裏 イチローらスター3人の化学反応期待
サムソン社長が心躍らせる3人の“コラボ”、「どんな化学反応が生まれるのか」
「彼はジャイアンツの人間であることは理解していた。だが、私は彼に電話を入れたんだ。彼に打撃コーチになってほしいと伝え、5時間にわたって話したよ。
打撃についてどのような考えの持ち主か、球界に戻ってくる気持ちがあるかを確認した。彼には情熱があった。そして、マッティングリーとボンズがマイアミにやってきたんだ。他のコーチとともに我々の選手を向上させてもらいたい」
マッティングリー、ボンズ、イチローという3人のスーパースターの集結は、球団トップにとっても待望の瞬間だという。
「スプリングトレーニングでこの3人が打撃についてどのような会話を交わすのか。私にはすごく興味深い。一体、どんな話をするのか。どんな化学反応が生まれるのか」
サムソン社長はそう話し、心を躍らせた。
イチロー自身、ピート・ローズが持つ4256本のメジャー最多安打まで日米通算で残り43本、メジャー3000安打まで残り65本と迫っており、新シーズンに向けて大きな注目を浴びている。天才安打製造機は往年のスーパースター2人からどんな刺激を受けるのか。フロリダ州ジュピターでイチローのマーリンズ2年目がスタートする。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count