際立った「最後のひと伸び」 大谷、ドラ3井口の投球に「かなりキレ感じた」
大谷も驚いた「最後のひと伸び」
――井口には直球で押され、最後も外角直球に見逃し三振を喫した。
「いい真っすぐでした。回転が良くて。かなりキレを感じました。最後は変化球を待っていたけど、いいところに来た。すごく強い真っすぐでした。変化球を打ちにいって、真っすぐはファウルに出来たらと思っていた。低いなと思いましたけど、回転が良く球が来たので。最後のひと伸びは、今日投げた投手の中では1番良く見えました」
――7回の空振り三振を振り返って。
「新垣さんのツーシームを見たことがなかった。新垣さんも実戦の中で初めて投げた球だ、と言っていた。すごくいい球でしたし、もう1つ頭に入れて対応出来れば良かったです」
――投手ではじっくり調整しているが、打撃では打席数を重ねている。指名打者を取り返すためには結果が大事か。
「結果は大事です。ただ、1番は自分がどういう風に打ちにいくか、というところ。そこがしっかりしないと、迷って打ちにいく場面が出てくる。まずはそこ。結果も大事ですけど、やりたいことをやるべきだと思います」
――実戦では結果を出しているが。
「今日も1本だったので。もっと工夫してやる打席もあったと思います。実戦をやる中で、しっかりやっていければと思います」
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count