楽天、メジャー162発ゴームズと契約合意発表　「エネルギーの全て注ぎ込む」

上原＆田澤らとWS制覇経験、昨年もロイヤルズで世界一

　楽天は22日、メジャー通算162本塁打のジョニー・ゴームズ外野手（35）と契約合意したと発表した。背番号は「3」。

　ゴームズは2001年のドラフト18巡目でデビルレイズ（現レイズ）に入団。2005年に21本塁打を放つなどブレーク。2009年はレッズ、2011年途中にはナショナルズ、2012年にはアスレチックスとチームを渡り歩き、2013年にレッドソックスへ移籍。上原浩治、田澤純一両投手らと共にワールドシリーズ（WS）を制覇した。

　2014年途中にアスレチックスに復帰し、昨年はブレーブスで83試合で7本塁打。シーズン途中にロイヤルズに移籍し、世界一に輝いている。メジャー通算では1203試合に出場し、打率.242、162本塁打、526打点の成績を収めている。

　入団が決まったゴームズは「イーグルスファミリーの一員になり大変嬉しいです。ユニフォームに袖を通すことが今から待ち遠しく、新しいチーム、そしてチームメイトに会えることを心から楽しみにしています。1年間、怪我なく戦い続けるために出来る限りの準備をして、勝利を目指して、持っているエネルギーの全てを毎日注ぎ込むつもりです。熱い応援をよろしくお願いします」とコメント。

　安部井寛チーム統括本部長も「数年前から追い求めていた選手です。長打力のある打撃と野球に対する熱い想いを持っています。野球人としてだけでなく一人の人間として魅力があり、人間味に溢れた選手です。闘志溢れるプレーで、チームの中軸として活躍することを期待しています」と話している。

※初出時に「ゴームス選手」といたしましたが、正しい登録名は「ゴームズ選手」でした。訂正してお詫び申し上げます。

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フルカウント編集部●文　text by Full-Count