前田健太の投球に地元メディアは野茂英雄氏を想起!? 「ノモのような輝き」

初ブルペンに偉大なOBと重ね合わせる声、投球フォームに「華麗なフィニッシュ」

 21日(日本時間22日)にキャンプイン後初めてブルペンでの投球練習を行ったドジャースの前田健太投手について、トルネードの異名で愛された偉大なるOB、野茂英雄元氏を想起させるという声が地元メディアから飛び出している。ESPNは「ケンタ・マエダがブルペンでの登板でヒデオ・ノモの輝きを示す」と特集している。

 デーブ・ロバーツ監督ら首脳陣が集結したブルペンで、前田の投球はメジャーを席巻したレジェンドの姿に重ね合わされていた。

 記事では「ヤスマニ・グランダル捕手を相手にした短い投球練習で、前田は頭の後ろに腕を高く振りかぶり、元ドジャースの投手ヒデオ・ノモのような輝きを放った。投球フォームの途中にわずかに一呼吸置いてから、プレートに踏み込むまでの流麗なフィニッシュとなった」とレポートしている。

 野茂氏は1995~98年途中、そして2002~04年にドジャースで活躍し、日本人メジャーリーガーのパイオニアとなった。現役時代はトルネード投法で名を馳せ、今年からパドレスのアドバイザーに就任。前田のブルペン投球は、そんな偉大な先輩を想起させるような鮮烈な印象を与えたと評価されている。

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