日ハム栗山監督、開幕投手の大谷に“合格点”　「文句言う試合ではなかった」

練習試合で3回5K無失点、「責任を感じてやってくれているというのはあった」

　日本ハムの栗山英樹監督が、2年連続の開幕投手に指名した大谷翔平投手の投球に“合格点”を与えた。

　二刀流右腕は24日、沖縄・名護で練習試合・KIA戦に先発し、3回1安打無失点、2四球5奪三振と好投。初回に先頭打者に二塁打を浴び、2四球を与えるなど苦しんだものの、ここを無失点で切り抜けると、残り2イニングは4三振を奪うなど圧巻の投球を見せた。

　米アリゾナキャンプ中だった10日（日本時間11日）の韓国ロッテ戦で今季初登板初先発。それ以来のマウンドとあって、「間が開いていたので、どうかなと心配していた」と栗山監督。さらに強風も吹き荒れる悪条件の中でのマウンドとなり、「自分の感じになっていくまでちょっと時間がかかったというか、探っていた」と右腕の投球を振り返った。