DeNAの課題を解消するのは「ハマの金剛力士像」!? 存在感増すドラ4捕手
DeNA低迷の一因となってきた捕手起用、戸柱「必死にやっていきたい」
「ハマの金剛力士像」と自称する通り、持ち前の逞しい顔でホームベースで仁王立ちする姿は相手に威圧感を与えることにも繋がる。正捕手は高城、嶺井、黒羽根と争う現状だが、21日の韓国プロ野球・ネクセン戦で盗塁を3度すべて刺した高城と共に、ラミレス監督から高い評価を受けている。だが、打撃力では戸柱が一枚上という印象がある。
ベイスターズといえば、02年に谷繁元信(現・中日監督)の移籍以降、相川亮二(現・巨人)、鶴岡一成(現・阪神)らがマスクをかぶってきたが、近年は正捕手を固定できず。それが低迷の一因になっていた。
「捕手争いも一度しかないチャンスという思いで必死にやっていきたい。ラミレス監督とも配球の考えを早くマッチさせていきたい」
こう意気込んでいる25歳の遅咲きルーキー。果たしてベイスターズの扇の要に君臨できるか。まずは3・25の開幕戦・広島戦で開幕マスクを目指し、オープン戦でしのぎを削っていく。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count