ヤンキース、大谷翔平への興味「確実に存在し得る」と米メディア
ヤンキースGM「世界中で起こること全てを全力でいつも見ている」
米球界から大きな注目を浴びる日本ハムの大谷翔平投手に関してヤンキースが継続して獲得を模索していく可能性を米メディアが報じている。
地元メディア「スポーツ・メディア101」はヤンキースが今オフに若手投手を獲得しなかったことを受け、将来、国際市場から投手を獲得する可能性を指摘。ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMに今後も大谷をチェックしていくどうかも問いかけている。
その際、GMは「我々は国内外のすべてに目を向けているが、彼は他球団のコントロール下にあるので、話しかけることができない。ただ、我々は世界中で起こること全てを全力でいつも見ている」とコメントしたという。
現在、高卒4年目の21歳がいつメジャー移籍に踏み切るかは不透明。移籍には日本ハムの容認も必要で、複数のメジャー球団がその時期に備えてスカウティングを進めている最中だ。
記事では、これまで松井秀喜氏や田中将大投手ら複数の日本人選手が所属しているヤンキースが日本球界とのコネクションを持っており、「大谷への興味も確実に存在し得る」と分析。一方で二刀流右腕がメジャー移籍を表明した際は「たくさんの球団が行列を作るだろう」と争奪戦に発展する可能性も伝えている。
今オフ、日本ハムの米キャンプでメディアの注目も一層高まっている大谷。今後もその一挙手一投足が話題を呼びそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count