新生DeNA、キャンプで見えた収穫と課題 新戦力台頭もセンターラインは…

昨季はプロ野球ワースト記録の68暴投、正捕手の固定は?

 また、打線では3番・ロペス、4番・筒香はけがなく過ごし、新助っ人の5番・ロマックが28日のネクセン戦で場外弾をマーク。米マイナーで通算200発を放った実力を発揮し、強固なクリーンアップを形成できることもプラスポイントだ。

 一方で課題として残ったのが、センターラインだろう。特に、捕手と二遊間だ。

 昨季プロ野球ワースト記録の68暴投を記録したバッテリー陣の強化は至上命題で、正捕手固定への道筋をつけることがキャンプの一つのテーマとなっていた。

 黒羽根、嶺井、高城、戸柱の4人でスタートしたが、黒羽根が17日に2軍に降格。5年目の高城は盗塁阻止など守備面で、ドラフト4位の戸柱は対外試合で一発を放つなど打撃力でアピールしたが、正捕手奪取には至らず。3月のオープン戦でさらに奮起が必要となる。

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